このページのもくじ

  1. 環境を整える話
  2. EG-BridgeとATOK
  3. 動作検証つづき
  4. 子供向けインターネット指南

禁煙中。

環境を整える話

私は、ウインドウズが嫌いです。様々な部分が私の感覚と逆に思えます。私の感覚は長年マックで培われていますので、要するに慣れと云うことかもしれません。何となく遠回りして思い通りに動かないポインタや、何だかおせっかいに感じるいろいろ、理解不能なメニューのことばや何だか見づらいアラート、けばけばしく感じるアイコン。使わずにすむなら使いたくない。今までほとんど使う機会がありませんでした。幸運にも、といっていいのかどうか。マックのCPUがインテル製になると聞いたときに、ウインドウズっぽくなったら嫌だなぁと思ったのです。さて。

CPUが変わって、OSXもintel Mac専用になったはずですが、使ってみるとまさしくMacOSXで、CPUのことは忘れていました。IntelCPUで動くMacも今までと何の変わりもありません。当たり前か。大変速いと思う。十分です。但し、パソコンの使用感はCPUの速さだけではない。それはひとつのファクターでありますが、むしろ使用する上での環境が重要です。

届いてからしばらく、あまり使わずにいた理由は、マウスとキーボードが気に入らなかったから。せっかく上等なパソコンを高いコストで手に入れても、操作しづらいのでは意味がありません。私は入力機器(マウスとキーボード)には凝るのです。

とりあえず、アップル製のキーボードをしばらく使ってみたのですが、どうにもダメ。キートップのすき間が狭いし、ケースの枠が狭すぎる。タッチが柔すぎる。PowerBookのキーボードの方が増しです。というわけで、キーボードの方は、職場でPowerBookにつないで使っていたHappy Hacking Keyboard Lite 2とテンキーを自宅に持ち帰って使うことにしました。

homeERECTA上のiMac20インチモデル

マウスはApple製のMighty Mouseをしばらく使ってみましたが、結構広いスペースを確保したつもりだったにもかかわらず、マウスがキーボードや外付けのDVDドライブのケースに当たるのです。慣れが必要なのだと思うけれど、思い通りに動かない入力機器はパソコン利用の足を引っ張ります。結局、土曜日にヨドバシまで足を伸ばし、Kensington ExpertMouse USB/PS2を購入しました。このトラックボールは、私にとって6台目のケンジントンということになります。

いまのところ、MouseWorksソフトウエア3.0がベータ版で、いくつか不具合がありますが、近い将来解消されると思う。

いくらかのポイントを使い切るのに、iMac20インチ用の液晶保護フィルム(Sanwa Supply)を購入しました。およそ5000円ほど。これはわが家でほぼ放し飼いになっているセキセイインコの爆撃対策。貼り付けるのに結構苦労しましたが、まぁまぁ満足。

近い将来に予定している追加投資としては、メモリの増設。現在1GBが一枚入っているけれど、アクティビティモニタを見ると、常に目一杯使っているらしい。もう少し値段が安くなったら。それから、Happy Hacking Keyboard Professionalなんて云うのもあるのだ。直販価格24,990円。使いやすいのだろうと思うが、いくら何でも高いな。

EG-BridgeとATOK

入力機器を整えたところで、変換プログラムの方が気になってきた。これも、慣れの問題があるが、EG-bridgeよりもATOKの方がかなり賢いのではないか。普通に日本語を入力しているときはさほどの差は感じない。しかし、人名など固有名詞を変換し始めると実力差は歴然と出る。ATOKは文脈から人名や固有名詞を見分けて、それなりの選択肢を提供しようとするが、EG-Bridgeは、それが人名であるという判断をしないらしい。名字を入力すると、それに続くことばを名前として変換しようとする様な細やかさがATOKにはあり、EG-bridgeに欠けている。また、ATOKとか、OSXとか、OSなどの半角変換をATOKは問題なくこなしてくれる。ところが、EG-Bridgeの方は、お馬鹿な変換をしてへっちゃらだ。人名漢字の変換効率の悪さはEG-bridgeの弱点だろう、、

と思っていたら、どうも私の環境設定がよろしくなかったらしい。ご意見をいただいた。

EG-Bridgeの環境設定から「辞書」を選ぶと、専門用語辞書の設定ができる。人名地名辞書はデフォルトでオフになっていたので、人名の変換がうまくいかないのは当然だった。チェックを入れなおした。この環境設定を見ていくと、中に「制限」という項目があり、小学校の学年別に使用漢字を制限することができる。さらに、確定時の制限としていくつかの指定ができる。カタカナは「全角に制限」を選んだ。

後は慣れだ。使っているうちに変換効率は上がるだろう。

動作検証つづき

週末、息子がゲームをやりたいというので、ファインンディングニモをインストールした。動いていたらしい。残念ながら、クラシック環境が立ち上がらないから、ほかの多くの子供向けソフトはiMacでは動かない。いまのところ、わが家にある子供向けソフトでOSX対応はファインディングニモのみだ。

iTunesはよく使うソフトの中で大変CPUに対する負担が大きいものの一つだ。CPUアップグレードしたG4-400で音楽用CDの読み込みは、数倍速程度。ほかの作業のバックグラウンドでやる気は起きない。また、iTunesで音楽を鳴らしているときに、ほかのソフトを操作すると、しばしば音声が途切れる。子供たちの大好きなビジュアルエフェクトでフレームレートを表示させると、最高でも毎秒15コマ程度である。

intel iMac(20インチ、メモリ1GB)を使って、久しぶりに手持ちの音楽CDをiTunesで読み込んだ。CDの読み込みはFireWireで繋いでいるLogitec製SuperMulti Drive(LDR-HA165FU2/M)でおよそ25倍速程度の読み込みとなり、内蔵ドライブを使うよりかなり速い。 (ちなみに、PowerMacG4では数倍速程度で、外付けのドライブを使っても読み込み速度はたいして変わりない)ビジュアルエフェクトでは毎秒60コマを超える。目が付いていかないと感じるほどだ。

CDのジャケットの読み込みには数年前に購入したCanoScan N676Uを使う。キャノン製スキャナはintelMac対応が発表されており、ScanGear CS Ver7.0.1.0Xドライバに対応するCanoScan N676Uを含むスキャナはそのまま使うことができる。PhotoshopElements 2.0にキャノン製ドライバをインストールして読み込むことができて、特に機能的な制限は無いようだ。

子供向けインターネット指南

中学校から、長女が資料をいくつかもらってくる。その中に、「青少年を取り巻くメディア情報を考える実行委員会」(事務局:兵庫県県民制作部県民文化局青少年課内)による「ケータイ・インターネットは楽しく・正しく使おう!」というのがあった。インターネットや携帯電話などの利用によって、トラブルに巻き込まれることを防ぐための、さまざまな啓蒙活動の一つらしい。「楽しく」というところは、たいした意味はない。そういうところを突っ込むよりも、全体として、青少年に与える影響を考えるべきだろう。転載されているページを見つけた。娘が持ってきたチラシとはいくらか文言が違っているので、バージョンが別なのかもしれない。http://www.awaji-net.com/security/

ネチケットという言葉が私は嫌いだ。フィルタリングソフトなどというものも意味がないと考えている。

わが家の子供たちは携帯電話を持っていない。持たせるつもりも無い。親も持っていない。わが家のメンバーは誰一人携帯電話を持っていない。それだけで、ハイテク犯罪の半分くらいと無縁になる。大いに結構なことではないか。

パンフレットの中で、正しい知識を学ぶためのリンクとして、いくつかのページが紹介されているので、抜粋する。

財団法人インターネット協会
http://www.iajapan.org/rule/rule4child/v2/
インターネットを利用する子供のためのルールとマナー集があります。
警視庁「ハイテク・キッズ」
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/haiteku/hikids/hikids.htm
「インターネットって何?」「ハイテク犯罪とは?」という基本的なことからケータイを使うときの注意点などをわかりやすく解説してあります。

インターネット協会の方は、なかなか良いページと思う。抜粋する

3.2 電子メールの書き方
言いたいことがきちんと伝わるように、要点をしぼって、わかりやすくまとめるようにしましょう。
メールを引用するときは、引用部分が長くなりすぎないように注意しましょう。また、引用する内容を勝手に書きかえてはいけません。
メールを出す前に、念のためもう一度読み返して、言葉の使い方はだいじょうぶか、読みやすくなっているかを確かめましょう。
3.3 内容が一目でわかる件名をつける
メールには、内容が一目でわかるような件名をつけましょう。
3.6 電子メールを送るときの注意
メールは、HTML形式でなく、なるべくテキスト形式で送信するようにしましょう。
3.13 ウィルスメールに注意
知らない人からとどいたメールの添付(てんぷ)ファイルは、けっして開いてはいけません。無視(むし)して削除(さくじょ)しましょう。友だちからのメールでも、件名や添付ファイルの名前がアルファベットで書かれているような場合は、いきなり開いてはいけません。コンピュータウィルスの可能性がありますので、先生や親などに相談して、安全だとわかってから開くようにしましょう。
広告メールや勧誘(かんゆう)メールに書かれているURLはクリックしてはいけません。コンピュータウィルスが潜(ひそ)むプログラムのダウンロードがはじまったり、不適切な内容が表示されるページだったりする可能性があります。

警視庁ハイテクキッズの方は、ちょっとなぁ。最後のところに「三つの約束を守ろう」というページがある。やたらと画像を多用したページだ。

インターネットには、危険なことがいっぱいあるということがわかりましたか?

 最後に、ハイテク犯罪にまきこまれないためにインターネットを使う時には、次の3つの約束を忘れないようにしましょう。そして、みんな安全で楽しいインターネット生活を送りましょう。

と、書いてあって、ネチケットをまもろうというタイトルらしきもの(赤字)に続いて、みんな、ネチケットを守って、トラブルにあわないように気をつけよう。とかいろいろ書いてあって、インターネット利用十か条というのが出てくる。あれ?三つの約束じゃなかったの?この10箇条はなぜか、gifファイルなのだ。それから、また赤字で、自分の身は自分で守ろう云々、が出てきて、また赤字で、物事を判断する力を身につけようこれが、三つの約束か、と思ったら、その後に三つの約束を守ろうという4項目目の赤字が出てきて、

みんなの家でインターネットを使う時は

目的を持って
何を調べるの?
時間を決めて
だらだら使ってない?
家族で一緒に
家族の人にいえないような使い方してない?

という、なんかいろいろと書いてあった割にしょぼい結論で、KIDS向けというより、わが家のお父さん向けの警告で締めくくられていた。なんか、なあ。


だいぶ、iMac + EG-Bridgeに慣れてきました。